【島根県浜田エリア】夏本番！灼熱初場所沖磯ロックフィッシュゲーム！（樫谷健史郎）

季節はすっかり夏。
今年は春とは？というくらい気温の安定期もあまり無く、梅雨も例年に比べて極端に短く降雨量も少ない傾向でした。
5月からアコウを追いかけ島根県西エリア東エリアに通うもやはり例年とは全く違う海だと感じました。
気温、水温ともにあまり安定せず、
本来浅瀬に産卵にくる個体が少なくもう一段深い場所で産卵をしていると身を持って感じました。

さて今回は島根県浜田エリアで初場所の沖磯に行ってきました。
磯に渡してもらい準備をしているとキビナゴ、イワシ、アジゴ等のベイトがびっしり寄っており、
急いで竿にラインを通してスナップつけてジグヘッドつけてワームをつけて準備完了と思いきやベールにラインがかかってないというタイムロス。
『落ち着いて行きましょ』と自分で注意をして、1投目！
まずは地形把握をしつつ活性の高い魚を狙うためにDS-HEAD35 30gにドリームシャッド3.5inch アラハダグローの組み合わせでスタート。
水深は沖で20メーターほど。着底後の巻き出しで早速ひったくりバイト！！
1投目なんでシモリの位置、高さなど何もわからないため、少し強引に浮かせてキャッチ！

柄の模様がはっきりしておりカッコいい！
また夏らしく引きが強い！
すぐさまエアー抜きをしてリリース！

そして再開後すぐのこと。
回収中にワームにびっくりしたベイトが足元に寄ってきて追いかけるように足元のシモリまでしっかり巻いてくると後ろからアコウが追いかけてくるも口を使わずシモリについたのを目撃。
トレースコースを変えて流れを使ってドリフトでシモリに当て込んでいくとゴッツン！！！

サイトアコウ笑笑
食物連鎖の一部始終を体験しました笑
たっぷりキビナゴを捕食しており、朝マヅメとベイトが絡んで上を向いていたナイスなアコウ！
しっかり蘇生してあげてありがとうと言いながらリリース！

その後潮が動かずスイミングでの反応がなくなり、
場所休めを兼ねて朝ごはんを食べることに。
おにぎりを食べていると明らかにベイトが逃げ惑っている。何から逃げてるかなーっと思いつつおにぎりを片手に見ていると現れたのは大きなハンマーヘッドシャークでした。
今までも見たことありますが大きさが自分と同じぐらいでした。
陸に居ても少し怖かったです！笑

お腹も満たされしっかり水分と塩分を補給して
釣り再開！
ダートゲームへシフトチェンジ！
セッティングは
DS-HEAD35 30gにDD8 3.5inch ナイトシラスの組み合わせ。
飛距離も抜群に伸びるのでより広範囲に攻めることができます。
スイミングの釣りをしている時に見つけたシモリとシモリ間にある緩い駆け上がり。
ストラクチャーとは違いベースの地形。
そこを跳ね上げてはフォールを繰り返し誘っていると小さいバイト。
すかさずフッキングして強引に浮かせました。

スーパーオレンジカラーのアコウ！
痺れます！！！
カッコいい！！！！
食ってきてくれてありがとう！
しっかりエアー抜きをしてリリース！

スイミングで高活性な魚を狙い、ダートでのリアクションの釣り。
バッチリハマりました！
どうしてもこの時期は日が昇りきってしまうと活性が落ちてしまうのでダートでのリアクションでこっちから仕掛けていく攻めの釣りが有効になってきます。
巻きにはドリシャ！リアクションのDD8！
是非お手に取って、お試しください！

P.S
浜田市では漁業組合の方々が毎年アコウの稚魚を放流されています。
今年も1万3000匹の稚魚が放流され、浜田市の豊かな水産資源を守るための取り組みが行われております。
資源を守るために、また次世代の方々にも広くロックフィッシュゲームの魅力に触れて頂けるように限りある資源を大切にしましょう。