南紀発 ソルトルアーに本気のフィッシングメーカー
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ドリームアップ発祥の地である和歌山県は、実は日本でも有数のメリヤス産地でもあり、この地で育まれたニットのクオリティは全国でもトップレベルの品質です。
和歌山のニット産業は、明治42年(1909)に始まったといわれています。その後第一次世界大戦を契機に、紀州ネルの起毛加工を応用したメリヤスが飛躍的に発展。全国一の丸編みメリヤス産地になりました。東京オリンピックが開催された昭和30年代には、メリヤスがジャージ、ニットへと変遷。アクリルを使った、ジャージ生地と呼ばれる合繊メリヤス生地が誕生。世界中へ輸出され、爆発的に人気に火が付いたといわれています。ニットというと、カーディガンやセーターなどを思い浮かべる人がほとんどだと思いますが、ニットは広い意味での「編んだ生地」の総称。ジャージやTシャツ、インナーやバッグなどもニットのうちに入ります。和歌山は、全国でも有数のニットの産地なんです。
ドリームアップは、和歌山のニット生地の中でも、ヘンプ(麻の一種)に注目しました。ヘンプは、繊維が細く、表面にひび割れや空洞が無数にある多孔構造を持っています。そのため、水分を素早く吸い上げて拡散し、蒸発させることができます。吸水性・速乾性だけでなく、調温性や調湿性にも優れているので夏は涼しく、繊維に無数の穴があることで空気の層が生まれ、冬は体温を温かく保ってくれます。さらに近年の研究では、紫外線予防、抗菌、消臭などにも効果を発揮することが分かっています。生地としては他の繊維よりも丈夫で、湿り気を帯びるとさらに強度が高くなります。
石油などの化石燃料の使用削減、木材資源の使用抑制を目指す上で、環境への影響が少ないヘンプの活用への期待が高まっています。ヘンプを原材料として作られる製品は廃棄物を最小限に抑えることができ、地球環境の保全につながります。また、生育時に光合成で大量の二酸化炭素を吸収して酸素を供給、栽培時には化学肥料や農薬を必要とせず、環境にやさしい素材としても注目を集めています。花房や葉からは薬剤を、種実は油にも用いられ捨てるところがないといわれており、半永久的に供給が可能なヘンプは、サスティナブル(持続可能)で、エシカル(倫理的)な素材で、将来的にもさまざまな可能性を秘めているのです。
KAZE(ケイズ)は、日本で唯一の国産ヘンプ素材ブランクウェアを作る和歌山のブランド。ローマ字読みで風(かぜ)。海、山、川などの豊かな自然に恵まれた和歌山と仲良く調和している風のように、KAZEの創るウェアも、日本はもちろん世界中の人や自然と調和する身近な存在になってほしいという願いが込められています。
ドリームアップは、KAZEの考える豊かな自然との調和という中核的なことはもちろん、KAZEのヘンプウェア特有の
という多くの点で釣りとの親和性は抜群だと考え、両者でのコラボレーションを実現しました。
多機能なヘンプ素材に、ソフトでしなやかな風合いのスーピマコットンをブレンド。ヘンプという素材の良さを最大限に活かすための配合を追求。ヘンプ特有の硬さをスーピマコットンでカバーすることによって、ヘンプ100%にもコットン100%にもない、独特の表情と風合いを兼ね備えた、ハイクオリティな生地として、多くの人に日常的に愛用してもらえるよう、着心地や耐久性を突き詰めた妥協のない商品になっています。首回りは身頃よりも番手を太くしたりストレッチ性を持たせたりするなど細部までこだわり、洗濯後も型崩れしにくいという特徴があります。
天然繊維の自然な表情を生かして仕上げているため、ヘンプの節が見られることもありますが、使っていくうちに徐々にその節は取れ、洗練されたきれいな生地になっていきます。着れば着るほど味が出て、独自の風合いが生まれ、“自分色”に変わっていく。そんな天然素材の良さをお楽しみください。
KINARI
UMI IRO
SMOKE GREEN
BLACK
RENGA
MUSTARD
WHITE
[BACK PRINT]
※同商品は受注販売となります。納品までおおよそ1カ月程度かかります。